じゃこびの町

住所不定無職低収入

6月28日(木) 曇り

バイトの最終日だった。


3年ほど前から映画館でアルバイトをしていたが、とうとう辞めた。


昔から映画が好きで映画館で働きたいと思って始めたバイトだったんだが、何故だか映画への興味は次第に薄れていった。高校生くらいまでは日に1本は映画を観ていたが、最近は年に数えられるくらいしか観なくなった。よく耳にする「好きなものを仕事にすると嫌いになってしまう」とかいうやつか~~!?!??とも思ったが、大学入学以来、映画に限らずエンタメ作品全般に触れることが激減してたので、別のところに理由はあるんだと思う。この辺はまた他の記事で触れたい。


まあ映画への興味はなくなったものの、バイト自体は毎日楽しかった。何度も足を運んでいた映画館という娯楽施設の裏側を見れたのはなんだかんだワクワクしたし、先輩は皆面倒見がよくユーモアもある人ばかりで、何度も笑わせてもらった。気付いたら僕はサイコパスみたいなキャラづけをされていて戸惑ったりもしたが、倫理観のない発言をするだけで勝手に笑いがとれるようになっていったので、それも悪い気はしなかった。


もの覚えが悪く人の話もろくに聞かないような人間だったから、案の条仕事でやらかしまくっていたが、皆笑い話にしてくれて滅茶苦茶に怒られるということもあんまりなかった。まあ裏で散々叩かれていたのかもしれないけど。
社員に「お前は言われたことしかやれないし、向上心の欠片も感じられない。35点。」と評価されたりもしたが的を射ていたのでこれは何も反論できなかった。実際、自主的に何かを学ぼうとするようなことはまずなかったし、最低限のことしかできず成長の見られないポンコツ君だったのは間違いない。後輩の女の子が辞める時に「じゃこびさん見てると、自分よりできない人間がいるんだ~と安心できましたよ」と言ってきたときは流石に涙が出そうになった。トホホ。


バイトも社員もプライベートでご飯とか居酒屋に誘ってくれて良い人らだな~と思った。映画館の他にもいくつかバイトをしていたが、どこも殺伐とした雰囲気のところだったので、余計にここがアットホームな場所だと錯覚してしまった。


何年か働いて大分居心地もよかったバイトだったけど、やっぱり「休日シフト入れよ、おい」と"圧"をかけられるのがしんどくなってきたので辞めた。オタクの辛いところね、これ。
まあ圧をかけられたところであれこれと言い訳してそれまでも休んできたので今更というところではあるが。なんというか、嘘ついてまでバイト休むのが辛くなったというんでしょうかね。虚言で塗り固められたような人間が何言ってんだという話ではあるものの、そんな感じで辞めるに至った。


こうしていざ辞めるとなると寂しさでいっぱいになってしまう。3年も働けばそれなりに愛着も湧いてくるし、思い返すと第二の家(ホーム)みたいな場所だった気もしてくる。……それは言い過ぎか。
辞める時に皆お菓子やら何やらくれて良いやつ過ぎワロタにもなってしまった。2日分の食費はこれで浮かせられると思う。





馴れ親しんだ場所との別れは辛い辛いといったところですが、まあ新たな一歩を踏み出して行きたいなと思います。

とりあえずは治験でまた体売って大儲けするぞ~といった感じですね。ぽやしみ~。