じゃこびの町

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【10】フリクリ オルタナを観てきた【感想】

9月13日、TOHOシネマズ光の森で『フリクリ オルタナ』を観てきた。

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あっぱれ。

OVAフリクリは1話しか観てないような人間だったが、かなり楽しめた。というか、鑑賞前に見かけた酷評群を見た感じ、前作ほぼノー知識で観たから自分は面白く感じることができたんだと思う。

最近よく見かける2~30分の短編を詰め合わせて劇場公開するというやつで、「フラメモ」「トナブリ」「フリコレ」「ピタパト」「フルフラ」の全6話で構成されていた。少し長いようにも感じたが、毎回OPとEDを入れてないだけまだマシか。


フリクリは理解不能な尖った作品~~みたいな話をオタクから散々聞かされてきたが、蓋を開けてみれば女子高生4人組の日常青春ものみたいな映画が飛び出してきて転げ落ちた。こういう分かりやすい直球なテーマ、ストーリーで話が展開していったのも前作ファンの不評の原因なんでしょうか。

変わっていくもの。変わってほしくないもの。いつまでも続くと思っていた日常がいつかは終わってしまうと気付き始めるセブンティーンの悩み、葛藤みたいなものが僕は好物なので、スクリーンに見入ってしまった。もう戻れないあの頃に思いを馳せては、どうしようもなくノスタルジックなお気持ちになってしまう。胸が苦しい。
映画の最初と最後に出てくる「例え昨日を寄せ集めた明日でも」というセリフが印象的。


6つのお話の中だと「トナブリ」が一番好き。
駐車場でのバンブルビーとの戦いが良かった。特にドネルケバブで止めを刺すとこ。ああいうパーキングエリアで走り回りながらロボと戦う図ってやつをなんかのアニメで見た気がするんだけど、全然思い出せない。なんだっけ。
最後に4人皆でケバブを再び食べる場面で、ヒジリーが「……辛い」と苦笑いするところはベタだが凄いグッド。グッとキタ。背伸びするのをやめてカナたちのところに、年相応なセブンティーンの女の子に戻ってくる画は微笑ましい。

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まあでも一番好きなキャラはやっぱりペッツこと辺田友美ちゃん。ジャージそばかすショートカットというどストライクなビジュアルは勿論だが、自分の家庭問題やその苦悩を隠しながら皆とワイワイバカな女子高生やってるってのが健気で泣ける。
「フリステ」の終盤、冷たい言葉でカナを激しく拒絶するものの、そうでもしないと大好きな親友と別れることができないんだなというのが伝わってきてツライツライだった。「あの時声をかけるんじゃなかった…!!」って叫びも、「こんなに別れが悲しくなるなら」ていう意味だろうしカナ大好き過ぎ問題でしょペッツ。

伏線というほどでもないが火星移住の前に思い出として身の回りの道具を交換してたというのはなるほど~と納得したし、筆ペンや手拭いという品から家の事情みたいなのが示唆されていたんだなと少し感心した。



劇場版「フリクリ オルタナ」& 劇場版「フリクリ プログレ」本PV


フリクリ オルタナ』、セブンティーンの女の子たちがリアルな感情をぶつけ合う女子高生の青春映画って感じで面白かった。昔からのファンの方々には「それフリクリじゃねぇから!」と喝をいれられてしまいそうですが。トホホ。

28日?に公開されるプログレの方も期待。