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【感想】映画『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」』を観てきた【32】

4月7日、コロナワールド大垣でPSYCHO-PASSの映画観てきました。シティーハンターからの梯子。

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面白かったです。個人的にCase.1より見応えがありました。


あらすじ
舞台はTVシリーズ1期の数ヵ月前、2112年の沖縄。武装ドローンによる国防省ビル襲撃事件の共犯容疑で〈ファースト・ガーディアン〉の異名で知られるエースパイロット・須郷徹平は公安局の取り調べを受ける。彼の素性を調べる内に、刑事課一係執行官・征陸智己と応援要員の監視官・青柳璃彩は、SEAUnでの極秘作戦───通称〈フットスタンプ〉作戦が事件に大きく関わっていると知るが──。


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CV:東地宏樹ということで以前から気に入っていた須郷徹平。準レギュラーキャラといった感じでこれまで大きな出番はなかった彼ですが、今回の映画では主役ということで終始出ずっぱりで嬉しい限りといったところ。

TVアニメ以前の話ということで征陸や青柳、縢といった既に死亡しているキャラも再び活躍してくれてま~あ幸せ。

とっつぁんは勿論なんですが、青柳もかなり力入れて描写されているなと感じました。表情が本当に豊かで、須郷に征陸のことを自慢気に語る姿は見ていて微笑ましかったです。それだけにこの後どうなるか考えると辛くなってしまうんですが。トホホ。

とっつぁんの不器用ながらも家族を何よりも大切にしてる姿も涙を誘いました。「ただ伸元が幸せになりますように」と妻に話しているとっつぁんで思わず涙もポロリ。ギノはもっと親父大事にしたれ。


PSYCHO-PASSの設定に関して疎すぎるせいで、この時代の日本に国防軍なんてものがいることも今回で初めて知りました。自衛隊じゃないんだ。
シビュラシステムの管理下で、軍人なんて職業設けててええんか!?と思いましたが、人を撃っても色相が濁りにくい人間で構成されている、というのでなんか納得しました。パンフにも書いてある通り、グロスマンの『戦争における人殺しの心理学』です。

この時代はシビュラシステム、厚生省の一強かと思いきや、国防省や外務省といった他の省庁も利権拡大に目を光らせ、厚生省の存在を疎ましく思っているというのには驚きました。
Case.1では経産省、今回では国防省、Case.3では恐らく外務省の人間に焦点が当てられるといった感じでしょうか。日本国内でも他省庁の人間を描くことによって作品世界の広がりを見せてくれるのは面白いですね。

アクションシーンもいい感じで、国防軍のジェットドローンや地上部隊の銃撃戦なんかも良かったです。爆撃の耳をつんざく音が腹の底に響きました。
終盤の大友と征陸・青柳・須郷の格闘なんかもこだわりを感じて見入っちゃいました。


『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』スポット

予告の時点で仇討ちの話だろうなと思ってたらやっぱり復讐劇でした。
上層部に捨て駒にされ不名誉な戦死を遂げてしまった仲間の仇を討つ、というのはよく見る話ですが、復讐を行うのが妻と、死んだ本人の行動記録を基にした模造知能搭載スパークリングロボットというのは近未来感あった。死んでから自分で自分の復讐を遂げるっていいですね。これもスパークリングロボットに毎日バックアップとってるとか言った時点で予想された展開ではありましたが。

大友夫婦にしろ征陸にしろ、歪な社会の中で自分だけの信念・正義を貫いて強く生きる彼らの姿は『PSYCHO-PASS』の根幹にあるテーマだと思います。
この映画は、そんな彼らの生きざまに触れて、須郷徹平が大きく成長し""刑事(デカ)""を志すまでを描いた物語でした。


次回は最後3作目。ここで上がったハードルを狡噛慎也が越えていってくれることを期待しときます。



最後に
征陸智己役、有本欽隆さんのご冥福を心よりお祈りします。