じゃこびの町

住所不定無職低収入

夢日記1

目が覚めると、ベッドの上にいた。

 

一瞬戸惑ったが、朝食をとってからすぐ自室で寝たのを思い出して今の状況に納得した。時計が見つからなかったので窓の外を見てみると、夜ということまでは分かった。色が視えないので正確には夕方だったかもしれないし、もしかしたら昼だったのかもしれない。モノクロの世界で何を基準に今の時間帯を判断したのかよく分からなかったが、とにかく夜だと頭は認識した。

 

一階に誰かがいるのが分かった。両親が帰ってきたのかと数瞬考えるも、脳みそは即座に否定。

強盗が入ってきた。

根拠は何かと聞かれると答えることはできないが、なぜだか絶対の確信が自分の中にはあった。第六感か第七感か、そういった類のものだと思う。

 

戦うという選択肢が頭をよぎったが、流石に武器がないと勝率がほぼ0だと悟り、大人しく逃げることにした。スマホを充電器から外し、窓を開ける。窓の前にはでかい段ボールとコンポがいつも置いてあるので邪魔になるかと思ったが、今日は何故かなかった。瓦の上を伝いながら振り返ると、誰もいないはずの姉の部屋の明かりが点灯していた。カーテンにガタイのよさそうな男のシルエットが写る。逃げて正解だった。

 

二階から飛び降りるのに、躊躇いはなかった。多少の不安はあったが、後ろの男に追いつかれる恐怖がそれを遥かに上回っていたので、気が付いた時には屋根を既に蹴り出していた。かなりの痛みを覚悟していたが、着地しても一切の衝撃を感じなかった。どうやら足の感覚がなくなっているらしい。とにかくここから離れなければならないと全速力で走ろうとするも、期待していたほどのスピードが出ない。この世界でよくある「何かから逃げようとすると急に足が遅くなる現象」、あれが襲ってきた。

 

助けを呼ばなければと110番通報をした。スマホをタップした覚えは全くなかったが、勝手に繋がっていた。手間が省けたと現状を伝えようとするが、ここで重大な事実に気づく。声が出ない。というよりも出せない。息切れで声が出せないだけかと思ったが、ここでは発声も非常に難易度の高い行為だということをようやく思い出した。

タヒにたくない。その一心でとにかく声にならない声を振り絞った。

「た…う……けて!」

言った。言葉というには余りに途切れ途切れの拙い音しか口から出てこなかったが、とにかく助けを求めることができた。身に置かれている状況がどれだけ逼迫しているか、この身にどれだけの危機が迫っているのかを伝えるには充分過ぎる心の底からの叫びが込められた四語だったと思う。

だが、画面の向こうからは期待していた返事は返ってこなかった。

「受付は16時からしか開始しておりません。こちらは海外の電話番号です」

自動音声かと思ったが、生身の人間が喋っているのだとすぐ分かった。今思えば海外にかけて何故日本語で応対されたのかという些かの疑問が浮かんでくるが、この時は特に不思議に思わなかった。番号を間違えたと思い、もう一度110番に電話をする。

「受付は16時からしか開始しておりません」

さっきとは別の男が出たが、またしても警察には繋がらなかった。もしかしたらこれが警察の番号で間違いないのかもしれないが、とても自分をこの窮地から自分を救い出してくれるような相手とは思えなかった。それでも藁に縋る思いで家に強盗が入ったこと、今現在自分が追われていることを伝えた。しかし、返事は変わらない。

「16時からじゃないとどうにもできないんですよ」

「うるせぇ!これでおれが穀されたらお前のせいだからな!」

つい怒鳴ってしまった。というか急に流ちょうに喋れるようになっていた。

 

苛立ちを隠そうともせず乱暴に電話を切って振り向くと、親子が真後ろでツーリングしていた。先ほどの怒声に面食らったのか、二人そろって口を開けている。

「すみません。お恥ずかしいところをお見せしました…」

目の前が真っ暗になる。

 

 

目が覚めると、ベッドの上にいた。

 

時間は夜。一階に人の気配を察知し、泥棒が入ってきたと判断。スマホを片手に即座に窓を開け家から脱出した。さっきは橋を渡ったところで川沿いに北上したので、今度は西へと走った。

「誰かー!助けてくれえ!」

声を出すコツをつかんできたのか、ここは難なく大声で叫ぶことに成功。道には人がちらほらといたが反応は薄い。顔はこちらを向けているので聞こえていないはずはないと思うが、ガキの戯言と誰も相手にしてくれないのかもしれない。

 

家から100m離れたところで振り返ると、家から泥棒が出てきた。人数は三人。はっきりとは覚えていないが、埼京彩珠リカオンズの出口、今井、藤田の三人だったと思う。今井がこちらに気づいて猟銃を向けてくるので、急いで脇の田んぼに転がり込む。が、ここでは遮蔽物が何もないのでハチの巣にされてしまうこと必至。道路を横切り、向かいの月極駐車場に停まっている車の陰に隠れた。

 

三人は通行人を片っ端から撃ち穀していて、こちらには気づいていないようだった。このまま隠れ通せるかと思ったが、今井がこちらに気づいた。急にサブマシンガンを乱射してきて窓ガラスが割れる。どうやら車に乗っていた男が銃で反撃してしまったせいでバレたらしい。


終わったー





目が覚めると、ベッドの上にいた。


三回目ともなると流石にスムーズな動きになり、早々に脱出する手筈は済んだが、スマホを手にしたところで異変に気づく。充電が19%しかない。前2回でのバッテリーの消費が引き継がれてるらしく、このままだとスマホ使えなくなって死ぬ未来が見えたので、ギリギリまで充電器に繋いでおくことにした。

泥棒が2階に上がってきたところで、家から脱出。今度は南に向かって走った、というよりも泳いだ。確かクロールだったと思う。


スメイベックスマンションに着いた辺りで、「この世界に来なかったらどんな展開を迎えていたのか」を2Dのゲーム画面で何者かが見せてくれた。

スーパーマリオブラザーズみたいな感じで、おれともう一人が乗り込んでるミミズ型の乗り物が敵を避けながら左に進んでいくも、途中で衣をつけられ魚?カエル?に食べられてしまっていた。

ここで何か決められた操作をすると抜け出せていたらしい。









みたいなとこで起床。

本当はこのあともリボーンとかマインクラフトでの四人の刺客、迎え撃つ人間歯車×6の組体操みたいなのがあったんですが、あまり思い出せないので今日はこの辺で止めときます。


夢日記、今日から始めました。


去年も11月くらいにやろうとしてたんですが、夢の世界に引っ張られる感じが強くて危険を察知しやめておきました。夢日記自体あまり良くないっぽいですね。現実に戻れなくなるとかなんとか。


三度も自分のベッドで目を覚ます夢は人生で多分初、もしくは2度目くらいで結構レアだったので、思い切ってブログに書き留めました。


一時間もあれば十分夢日記は書けるので、これからは小まめにつけていきたいです。他に書くこともないので。




 とりあえず三日は頑張りたい。