じゃこびの町

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『卯月の雪のレター・レター』を読んだ

2月28日、相沢沙呼さんの『卯月の雪のレター・レター』を読み終わりました。

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面白かったです。

特に作者が誰かとか気にせずに本借りたんですが、この人あれですね。去年のこのミス1位の本を書いた方だったんですね。

あらすじ

本を読むのが好きな高校生の小袖は、祖母の七回忌のため家族とともに祖父の家へと向かう。そんな中、彼女は従妹の千尋から奇妙な話を聞かされた。「死んだ人から、手紙って来ると思う?」
亡き祖母から祖父へと届けられた手紙の謎を追う書きおろし小説、『卯月の雪のレター・レター』。

他『小生意気リゲット』、『こそどろストレイ』、『チョコレートに、踊る指』、『狼少女の帰還』の四編収録。

感想

どれもよかったです。

ミステリー作家?らしいということで、おどろおどろしいお話を勝手に想像していたんですが、思春期の少女たちの心の機微を描いた甘酸っぱい青春小説だったな~という印象。

情景描写、心理描写も豊富で、活字の中の景色をはっきりと頭に浮かべることができましたし、登場人物に思いも重ねやすかったです。
まあこれはぼくが思春期真っ盛りだからということが大きいんでしょうが。

文章も非常に読みやすく、ぼくみたいな読書初心者にはありがたい限り。

こういう短編集は手軽に読めていいですよね。

『小生意気リゲット』と『狼少女の帰還』が特に好き。

『こそどろストレイ』だけやたら鼻につく文章だった気がするんですが、意図的なのかなんなのか。気のせいでしょうか。

卯月の雪のレター・レター (創元推理文庫)

卯月の雪のレター・レター (創元推理文庫)

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。