じゃこびの町

住所不定無職低収入

【感想】畑健二郎先生の漫画『ハヤテのごとく!』を読み終わったけど喪失感やばすぎてうつ病になった

3月7日、サンデーうぇぶりで無料公開されていた『ハヤテのごとく!』を最終巻まで読み終えました。あと勢いで大反省会も上下買った。

死にたい。完全に鬱病になってしまった。

小学校の頃5、6巻くらいまで買って、あとはサンデーで飛ばし飛ばし読んでいたんですが、せっかくの機会なので52巻一気読み。

久々に漫画でここまでの喪失感を味わいました。トホホ。

あらすじ

無職でダメ人間な両親を持つ綾崎ハヤテは、生活費を稼ぐためバイトに明け暮れる生活を送っていた。そんなある日、1億5千万の借金だけ残して両親が蒸発。ハヤテはヤクザに売り飛ばされることになってしまう。

なんとか逃げ出すものの、お金も行く宛もなくクリスマスイブの街を彷徨うハヤテ。自暴自棄になった彼は、自動販売機の前で偶然出くわした少女 三千院ナギを誘拐しようとするが、愛の告白だと誤解されてしまう。別の誘拐犯にナギは拉致されるも、ハヤテはこれを救出。

ハヤテに惚れてしまったナギは、彼を専属の執事として雇い、借金の1億5千万円も立て替えてしまう。借金執事としての新たな人生が幕を開けるハヤテだったが───。

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感想

キャラがとにかく皆かわいい。これに尽きる漫画だと思います。

10年以上経った現在でも十分通用するキャラクターたち、萌え力*1、ギャグセンス。素直に脱帽です。

前半は特に話のテンポもいいですし、登場人物たちの勢いのある掛け合いも大きな魅力。1話の中で目まぐるしく動く展開の中で、キャラの萌え要素*2をしっかり散りばめて読者を惚れさせるのは流石という他ありません。

セリフ回しも秀逸で、ギャグからシリアスまでなんでもこなすのは凄い。

パロディが非常に多いのも特徴で、大人になって元ネタが分かってから読むとまた違った楽しみ方ができるのもいいです。
昔はガンダムとかメジャーなアニメ、漫画しか分かりませんでしたが、今読んでみると本当に膨大なジャンルのネタが仕込まれてたんだなと感動。

MONSTER 完全版 (1) (ビッグコミックススペシャル)

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  • 作者:浦沢 直樹
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プリズンブレイク かっこいいあらすじ

評判があまりよくないアテネ編や同人誌対決編もかなりおもしろかったです。まあこれは一気読みしたから苦にならなかったみたいなところはあるかもしれませんが。
1話完結形式のマンガがシリアス長編をやるとどうしてもだれるというか、毎週サンデーで追っかけてた人が退屈しちゃう気持ちもまあ分からなくありません。マンガは単行本で追っかけるのが正解なのかな~と最近はよく思います。

ただ、アテネ編はハヤテの過去に一区切りつけてナギの話に移るために必要でしたでしょうし、同人誌対決編もナギの成長と自立を描くために欠かせなかったのもまた間違いなくて。
あの最終話を迎えるにはどちらも不可欠だったと全巻読み終わった今は思います。

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勢いで大反省会の上と下も買ったんですが、これがまたよかった。

本編で描ききれなかったり、没になった裏設定の数々、特に描き下ろしのマリアさんの短編『ソノサキノミライ』は必見です。

ハヤテのごとく!』、読者の意見をめちゃくちゃ聞いて設定変えまくってたというのがちょっと意外でした。アンケート重視の週刊連載漫画はこういう感じなんでしょうか。
人気が出ないキャラは干される。ラブコメの辛いとこね。

大反省会やバックステージでも語られていましたが、作者の畑健二郎さんが誰よりも『ハヤテのごとく!』のキャラクターたちを愛しているというのが伝わってきて好感もてました。

websunday.net

自分が小さい頃から読んでいた長編漫画のラストを見てしまうと、自分のなかで一つの時代が終わってしまったかのような喪失感が湧いてきます。がちで寂しい。

後半の作画が苦手だったり、終盤の駆け足気味の展開だったり色々と思うところはあったんですが、そんなこと以上にこのマンガが終わってほしくないという気持ちで最後は胸がいっぱいでした。ヒナギクたむともう会えないとか辛すぎるだろ。

作者同様、ぼくもこの漫画に救われた部分が多くありました。この漫画に勇気をもらいました。

間違いなく生涯心に残る作品だと思います。

未読の方、途中で止まってる方いらっしゃいましたら、是非一度読んでみてください。


最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:古語

*2:古語