じゃこびの町

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【感想】映画『ビッグ・フィッシュ』を観たけどイイ話すぎて笑った

3月17日、映画『ビッグ・フィッシュ』を観ました。

あっぱれ。

なんとも天晴れな映画でした。

小学生の頃父に見せられたときは何の感情も抱きませんでしたが、今観ると本当にイイ映画だな~と思います。

あらすじ

幼い頃から父エドワードの奇想天外な人生譚を聞かされてきたウィル。しかし、年を重ねるにつれ、エドワードの話が空想でしかないとウィルは気づき、父のほら話への不満がとうとう爆発する。

3年間父と疎遠になっていたウィルだったが、母からエドワードが病に倒れたことを告げられ───。


Big Fish - Trailer

キャスト・スタッフ

エドワード・ブルーム(回想) : ユアン・マクレガー
エドワード・ブルーム : アルバート・フィニー
ウィル・ブルーム : ビリー・クラダップ
サンドラ・ブルーム : ジェシカ・ラング
ジェニファー・ヒル / 魔女 : ヘレナ・ボナム=カーター
サンドラ・ブルーム(回想) : アリソン・ローマン
ジョセフィーン・ブルーム : マリオン・コティヤール


監督 : ティム・バートン
脚本 : ジョン・オーガスト
原作 : ダニエル・ウォレス
製作 : ブルース・コーエン
ダン・ジンクス
リチャード・D・ザナック
製作総指揮 : アーン・シュミット
音楽 : ダニー・エルフマン
配給 : ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント

感想

ガチで心暖まるハートウォーミングムービー。

現代でのブルーム親子のやり取りと、エドワードが語る作り話とが交互になって話が進んでいくんですが、この二つの対比がいい。

落ち着いた現実世界を見たあとだと、華やかで色彩豊かなエドワードの回想風景がよく映えます。
サンドラのために一面の水仙を用意するシーンなんかは目を奪われること間違いなし。

ビッグ・フィッシュ』、「フィクションの持つ力」をとことん訴えてくれるから大好きなんですよね。

虚飾でぬり固められた話を受け入れられるかどうかというのは、結構人を分ける問いだと思います。

大人になったウィルのように嘘をマイナスなものだと感じ、真実だけに意味や価値を見出だそうとする。そういう生き方もありです。
というか大人になって余裕がなくなると大抵そうなるんだと思う。

ただ、現実だけを直視して生きていく人生がなんとも息苦しいこともまた事実で。そんな時、誰かが考えた作り話のおかげで心が満たされることは誰しもがある経験ではないでしょうか。

父が語ってくれた話は真実だったのかどうか。
ラストのシーンでそれは答えが出ますが、そんなことは大して重要ではなくて、法螺話をなぜ父がしてくれたのか、そこに秘められた""心""や""優しさ""を成長してから理解できるかどうかがこの映画で一番大切なテーマだと思います。

死に際の父親に作り話を聞かせるなかで、ウィル自身が""話""は相手を喜ばせるため、幸せな気持ちにさせるためにあるのだと気づくのがまた泣ける。

A man tells his stories so many times that he becomes the stories. They live on after him. And in that way, he becomes immortal.

こう映画は締め括られるんですが、このオチもま~たきれい。

虚言吐きまくったおかげで自分自身が物語そのものになり、誰かの話の中で、記憶の中で永遠に生き続ける。

ビッグ・フィッシュ(ホラ話)』にこれ以上なく合った最高のラストだったと思います。

ビッグ・フィッシュ (字幕版)

ビッグ・フィッシュ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video

優しい気持ちになれる映画筆頭なので、是非みてください。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。