じゃこびの町

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【感想】映画『アメリ』を観たけど面白すぎてガチめの笑顔になった

3月23日、映画『アメリ』(原題: Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)を観ました。

アメリ(字幕版)

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  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: Prime Video

かなりおもしろかったです。

社会現象を巻き起こした~とかいうのも納得できる満足感を得られました。

あらすじ

学校に行かせてもらえず、他者との繋がりを絶たれた幼少期を過ごすアメリは、人一倍想像力がたくましく育った。

22歳になり、パリ・モンマルトルのカフェで働くようになったアメリ。しかし、自分の世界にこもりがちで空想に耽る性分は大きくなってもそのままだった。

ある日、アパートの壁の中に子供の宝箱を見つけたアメリは、持ち主を探し出そうと奔走するが───。


映画『アメリ』予告編 ジャン=ピエール・ジュネ

キャスト・スタッフ

アメリ・プーラン : オドレイ・トトゥ
ニノ・カンカンポワ : マチュー・カソヴィッツ
レイモン・デュファイエル : セルジュ・メルラン
リュシアン : ジャメル・ドゥブーズ
ラファエル・プーラン : リュファス
ナレーション : アンドレ・デュソリエ

監督 : ジャン=ピエール・ジュネ
脚本 : ギヨーム・ローラン
音楽 : ヤン・ティルセン

感想

今まで観たフランス映画で一番*1の面白さでした。

パリの下町、モンマルトルを闊歩するアメリを見てるだけで華やかな気分になってしまうのだからパリジェンヌって凄い。映像の色合いやカメラワークが本当にオシャレで、モンマルトルの鮮麗な街並みを一層引き立たせてくれます。

アメリが盲目のおじいさんを駅前まで連れていくシーン。すれ違う人、立ち並ぶ店の光景をくそ早口で目の見えない爺と観客に教えてくれるのがすごい好きです。

あとヤン・ティルセンの音楽もめちゃめちゃいい。軽快な劇伴は、アメリだけでなく映画を観る人の心も踊らせてくれます。

『アメリ』~アメリのワルツ

『アメリ』~アメリのワルツ


空想癖が強く、他者とのコミュニケーションが苦手。自分の世界に閉じ籠もりがちなまま大人になったアメリは、性別を女性にして美貌のステータスを+999した俺みたいな奴だな~と観ていて思いました。

無表情か不気味な笑みばかり顔に貼り付けているオドレイ・トトゥに、観賞前はとっつきにくい雰囲気を感じていたんですが、見始めると一気に親近感湧いてきました。
自分の葬式を想像して一人で泣き出しちゃうのとか完全にあるあるで笑った。


人と接することが苦手だったアメリが、他人を幸せにする中で愛の衝動が溢れて世界と調和がとれるようになる。人生がどれだけシンプルで優しいのかを知る。

なんとも素敵なお話だと思いました。

家族や隣人たちを直接幸せにすることができないアメリが、持ち前の想像力を駆使して裏で画策。人知れないところで奇跡を起こして、周りの人たちに笑顔をもたらしていくストーリーが本当に好きです。

これこそ魔法ですよ、魔法。

スチュワーデスに父親のドワーフの置物を世界中連れ回させて、父親にドワーフが旅しているかのような写真を密かに送るアメリ。外に出る元気をなくした父親に旅行の楽しさを思い出させる──ってやつが一番好き。

どいつもこいつも演技がすごいし、人物の一つ一つの所作、仕草を丁寧に抜き取る撮り方をしていて、感情の機微がこっちにも伝わってきました。


Amélie (2001) Official Trailer 1 - Audrey Tautou Movie


他人を幸せにしようと奔走するアメリが、最後には他人に助けられて自身の幸せを、愛を掴む。

自分の世界から飛び出して他人と関係を結ぶことに成功する、というきれいな終わり方で晴れやかな気持ちになれました。

ニノのバイクで満面の笑みを浮かべながら、嫌いだったわき見運転をして二人でパリの街を駆け抜ける。なんとも天晴れな映像でした。ブレブレのトレースっていいですね。

ハッピーエンドと成長譚はやっぱり見ていて気持ちがいいです。

アメリ [DVD]

アメリ [DVD]

  • 発売日: 2002/08/02
  • メディア: DVD

フランス映画特有*2なえっちな場面が多いですが、優しい気持ちになれるオススメの映画です。


最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

*1:『レオン』と『ルーシー』しか知らない

*2:なのかどうかは知らないですが