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【感想】映画『セッション』を観たけどおもしろすぎて爆笑

4月26日、映画『セッション』(原題 : Whiplash)を観ました。

セッション(字幕版)

セッション(字幕版)

  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: Prime Video

おもしろかったです。めちゃめちゃ笑えました。

あらすじ

偉大なドラマーになることを夢見て、名門 シェイファー音楽院に入学したアンドリュー・ニーマン。

学校一の指導者と名高いフレッチャー教授にも認められ、ニーマンは彼のバンドチームに引き抜かれることに。しかし、フレッチャーの指導は想像を絶するほど過酷なものだった。

なんとか喰らいつこうと必死に練習に打ち込むニーマンだったが───。


映画『セッション』予告編


キャスト・スタッフ

アンドリュー・ニーマン : マイルズ・テラー
テレンス・フレッチャー : J・K・シモンズ
ジム・ニーマン : ポール・ライザー
ニコル : メリッサ・ブノワ
ライアン・コノリー : オースティン・ストウェル
カール・タナー : ネイト・ラング


監督・脚本 : デイミアン・チャゼル
音楽 : ジャスティン・ハーウィッツ
配給 : ソニー・ピクチャーズ・クラシックス



感想


キチ○イ音楽教師に生徒がボコボコに虐められるお話かと思っていたら、生徒の方もとんでもないキチ○イでワロタ。


フレッチャー演じるJ・K・シモンズの演技がとにかく凄まじい。こんな剣幕で怒鳴られ続けたら絶対ワンワン泣いちゃいます。

怒られてる方はたまったもんじゃないんでしょうが、次から次へと出てくる人格否定の嵐は一周回って清々しささえ感じます。途中からは腹抱えて笑ってしまいました。

大勢の前でとにかく些細なミスをあげつらって死ぬほど怒鳴る、心をへし折るっていう流れがリアリティありすぎ。

こいつの何が怖いって、キレてる当人に悪気が一切ないところ。「一流の音楽家育てるためだから!」て善意だけであれだけの怒号を飛ばしてるのかと思うと、完全にホラーでしかありません。やばすぎ。

元教え子がうつ病で自殺しても、それすら美談に捏造してバンドメンバーのモチベーション上げるための道具にしてしまうのだから恐れ入ります。
どクズもここまで来ちゃうと天晴れという他ない。



映画『セッション』本編映像&インタビュー


で、この頭のおかしい外道音楽教師のキチ○イレッスンに喰らいつく主人公、フレッチャーもキチ○イの塊みたいなやつで参ってしまいます。胃もたれしそう。

最初はただのドラム好きなパンピー程度にしか思っていませんでしたが、「偉大な音楽家になる」という野心に妄執し、どんどんバケモノになっていちゃってハラハラします。

ニコルに別れ話するところ、理不尽すぎて普通に好き。

ラ・ラ・ランド』とかでもそうでしたが、芸に生きる人間は人並みの幸せはつかめない、て持論がデイミアン・チャゼル監督に絶対あるんだろうなという気がしてなりません。

血まみれになりながらドラム滅多うちにするマイルズ・テラーも目がイッちゃってて見応えあります。


最後のフェスの演奏もマジで凄かった。

和解した二人がいい感じにフェスで成功して終わるんだろうな~くらいに思って観てたら、最後までクズっぷりを発揮したフレッチャーがニーマンに大恥かかせててひっくり返りました。

人一人自殺に追い込んどきながら、まだこいつはこんなイジメをやるのかよと爆笑。
完全にガキ臭い復讐心だけで動いていて、最後まで笑わせてくれます。

罠に嵌められ、大勢の観客の前で晒し者にされるニーマン。

パパに慰められて終わりかと思いきや、ステージに戻って大暴れするのが本当に痛快。熱すぎる展開で火傷してしまいます。

あの鬼教師をドラムの力でボコボコにやり返すのはマジで気持ち良すぎるし、四肢が吹き飛びそうなほどのカタルシスを感じてしまいました。

キャラバン

キャラバン

Whiplash

Whiplash

煽りとかにあった""師弟関係""というほど綺麗なものではありませんでしたが、""偉大な音楽家""を目指すというただ一点において互いを認め共闘する二人の間には、熱く確かなものを感じることができました。

どっちもとんでもない極悪人なので""共犯者""という言葉の方が似合うかもしれません。

セッション(吹替版)

セッション(吹替版)

  • 発売日: 2015/10/21
  • メディア: Prime Video

マジで気持ちいい映画でした。

また観たい。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。